良書と出会うには?読書するだけでは身につかないのはなぜか?物事を継続するためのアドバイスも紹介!【本要約チャンネル著|「読む」だけで終わりにしない読書術】

こんにちは!CATER(ケイト)です。

今回は、本要約チャンネル著「「読む」だけで終わりにしない読書術」から学んだことを紹介していきます。

本って無数にあるから、どうやって良い本を見つければ良いのかわからない

何冊か本を読んでも、なんだか身になった気がしない

「やろう!」って思ったことでも、気が付けば飽きてしまって続かない

CATER

読書は素晴らしいです!
でも、それだけでは足りないのも事実です

著者名からわかるかと思いますが、本著を書いた方はYoutubeで「本要約チャンネル」を運営者されています。

現在も継続して動画投稿をされており、人気の動画も数多く、万単位の再生回数は当然で、100万回再生以上されている動画もざら。

最も多い再生回数は500万弱でした。

1冊の書籍紹介でその数、、、えっぐいですね。(笑

私も超々々微力非力ながら、SNSで書籍を紹介している身。

少しでも書籍から得た教訓、面白さを発信し、日々学びながら続けていきたいと思います。

  • 本ブログでは、私が実際に読んだ書籍から「勉強になった!」「気持ちが軽くなった!」などの学びや感動を紹介しています。
  • 普段読書をしない方にも紹介する書籍の魅力が伝えられるようなブログ運営を目指しています。
  • 願わくば、本ブログで紹介した書籍に興味を持ち、好きになっていただけると嬉しいです。
  • よろしければ感想など、コメント欄にコメントをお願いします。

それでは本題に入ります!

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良書に出会う方法

書店、古本屋、図書館、知人から借りる、、、

書籍に触れる方法からして様々あり、そこから1冊を選ぶというのはもはや運命の出会いとも言えるかもしれません。

皆さんはどのようにして読む本を決めていますか?

ちなみに私はページの端を折り曲げたり、余白に書き込みをしたいので購入派です。

まだ電子書籍は買ったことがないので、いずれそちらも使いこなしてみたいとは思っております。

さて、そんな無限とも言える本当の出会いの中、良本に出会うにはどうしたら良いのか。

それは、「手に取る前に判断しておく」ということ。

中には、たまたま目につき「この本面白そうだな」という理由でよく知らないままとりあえず買って、”初対面”で読み、そこで初めて良かった・良くなかったを判断する、という方がいるかと思います。

もちろんその方法でも、素晴らしい一冊に出会えることはあります。

かく言う私も以前は、ろくに調べたり本屋に足を運ぶ前に考えたりすることをせず、”とりあえず買い”をしてしまっていました。

まあ、今でも空いた時間にふらっと書店に入って店内を見回ることもありますし、それが楽しいんですけどね。(笑

ただ、毎回”なんとなく”で決めてしまっていてはお金も時間も無駄にしてしまう危険性が大きく、良本を手に取れる確率もグンと減ってしまいます。

そこで、本を買う前の準備がモノを言うのです。

そもそもなぜ本を買うかと言えば、人によるのでしょうが、「問題を解決したい」から買うのではないでしょうか。

お金が貯まらない、体重を減らしたい、良い転職をしたい、人間関係を改善したい、ストレスをなくしたい、、、

人によって、また置かれている状況によって、解決すべき問題は変わります。

そんな中、せっかく本を買おうとしているのにろくに調べることもせずに手に取ってしまっては、知りたいことが書かれていなかったり、考え方が合わなかったり、説得力に欠けていたりと、”空振り”してしまうリスクが小さくないのです。

だから、まずはネットで、どの本を買えば良いかの目星を予めつけておくのです。

今では著者のチャンネルのように数多くの書籍が動画でわかりやすく取り上げられていますし、書籍を紹介しているサイトも数多くあります。

例えば「お金の貯め方」で検索して、よく紹介されている書籍があれば、多くの読書好きから支持されている書籍であるとわかりますし、各サイトでまとめ方も切り取り方も千差万別なので、自分の知りたい情報かどうかを読む前から判断することができます。

著者も、自身が書籍紹介チャンネルを運営していると同時に、他のチャンネルや要約記事を参考にしているといいます。

自分一人で判断するのも楽しいですが、それだけではなく、本を選ぶ際は他人の意見を取り入れることもする。

本のわかりやすさ、著者の人間性、他の読者からの評価等々、、、

そういった下調べを購入前の習慣とすることで、最高の1冊と出会える確率を高めることができるのです。

行動に移すことが何よりも重要

著者は読書について、「読書は読むものではなく、実践するものである」としています。

この意見には私も全面的に賛成です。

知識として知っているだけでは無意味です。

ダイエットの知識がいくらあろうとも肥満体型の人、お金を稼ぐ方法をいくつも知っているにも関わらず金銭的にも精神的にも貧乏な人、人間関係に関する本を何冊も読んでいるのに引きこもっている人。

どれだけの知識があっても、行動に移さなければただの物知りで終わりです。

そんなのはパソコンと同じです。人間としての意味がありません。

知識と体験を掛け合わせることで、はじめて人として「知る」ということができるのです。

仮に、あなたが「いちご」を見たことも食べたこともないと想像してみてください。

ただし、いちごの知識はたくさんあるとします。

「赤い果実と緑のへたがある。赤みの色彩は数字で表すと「#35473〜#73549」(適当です)の間が熟していて美味しいとされ、糖度は大体8〜15度(適当です)で、歪な三角形の形をしていて、「とちおとめ」や「あまおう」のほか、こういう品種もあって、、、」

いくらでも言葉、情報は知っている。

パソコンで検索するようにいくらでも出てくる。

でも、実物のいちごの色や形を見たことも、いちごの「甘酸っぱさ」も知らない。

こんな人が、本当に”知っている”と言えるでしょうか。

せいぜい、他の知っている知識から想像するしかないのです。

知識を蓄えるだけの行為では意味がないのです。

それよりも、実際にいちごを見て、食べる方がずっとイチゴを「知った」ことになるはずです。

知識は体験をして初めて生かすことができるのです。

しかし、なかなか行動に移すというのは大変なことです。

本書ではそのメカニズムが紹介されていたので説明します。

人には、「ホメオスタシス」という機能があるそうです。

これは、一言で言えば「現状維持をさせる」ためのもの。

人間の体温を一定にするため、寒い時は震え、暑い時は発汗する作用もこの機能のおかげだと言います。

そしてこの機能は、精神にも作用します。

今とは違う行動をすることを不安に思う、違う場所に移動することに抵抗を感じる、新しい挑戦が怖い等はこの作用によるものだそうです。

他の書籍で、新しいことに抵抗を感じるのは「今いる山でも十分食べ物が摂れているのに、他の山に移動してまで今の山の恩恵を失いたくない」という考え方だと紹介されており、とても納得したことを覚えています。

これは人に備わっている防衛機能なので、それを否定するものではありません。

この機能のおかげで今まで生き延び、そして今後のリスクも回避できるかもしれません。

しかし、同じ場所にいるだけでは、他のことを”知る”のは不可能です。

読書でどれだけ情報を得て、既知のものから想像を膨らませ、満足したとしても、やはりそれでは”味気ない”。

人間本来の防衛本能に抗い、ストレスを感じ、安全地帯から抜け出してようやく手に入るものがあるのです。

偉そうに、いちごの知識をべらべらしゃべっている人間なんぞ相手にしなくて良いのです。

本当は何も知らないんですから。

それより、実際にいちごを食べたことがありながらも、他人の”ありがたい御高説”に対して「ふーんそんなもんかね」と達観できている人の方が、私はかっこいいと思います。

続けるためのコツ

最後に、読書でも他のことでも、何かを続けるためのコツを紹介します。

私が特に感銘を受け、実生活に取り入れたのは、「日記をつける」というものでした。

本書内では、実際に著者が日頃つけた日記がそのまま掲載されていたので、ありがたく真似させていただきました。

さて、日記に残すことの効果ですが、重要なのは「自分の最適をキープできる」というもの。

例えば、AさんとBさんが同じ本を読んでも、心に残る箇所は全く違うはずです。

また、同じ行動(例えば休日にランニングをする)でも、Aさんは気持ちよく感じる一方、Bさんにとっては気分が悪くなるものかもしれません。

逆に、Bさんにはピラティスが向いていて、Aさんには退屈に思えるかもしれません。

ランニングの方法一つとっても、自然ある場所を通れる方が良いのか、なるべく信号に捕まらない方が良いのかなど、自分好みにアレンジすることができます。

だから、自分が気持ち良いこと、面白いこと、興奮すること、リラックスできること、逆に、合わなかったこと、気分が落ちてしまうことを、文字として残し、自分と対話できる機会が日記なのです。

また、もちろん人はその時の気分や時期の流行りなどで、興味関心も変わるものです。

だから、毎日の日記をとることでその日々の調子に合わせて「あれをやろう」「これは控えよう」と記すことができるので、常に人生を最適にキープできるようになるのです。

日記は、「自分だけの人生の取説」なのです。

まとめ

1|良書に出会う方法

→ 本を買う前に、ネットで調べてから選ぶようにする。他の人の意見を聞くことで、時間とお金を無駄にする危険性を低くできる。

2|行動に移すことが何よりも重要

→ ただ読書をして知識があっても無意味。体験をして初めて生かすことができる。人間に備わった防衛本能に打ち勝つ意思が大事。

3|続けるためのコツ

→ 日記をつける。自分のその時々の気分や興味に合わせ最適解を書き残すことができるので、「自分だけの人生の取説」となる。

以上で本要約チャンネル著「「読む」だけで終わりにしない読書術」の紹介を終わります。

いかがでしたでしょうか。

確かに読書はそれだけで楽しいですし、素晴らしいです。

今まで体験してきた喜怒哀楽や、もやもやしていた感覚が、1冊の本と出会ったことで見方がガラッと変わる瞬間、カタルシスを得るような感覚は読書の大きな楽しみの1つです。

だから、今まで得てきたどんな体験も、無駄ではなかったと思えるのです。

しかし、もっと体験できていたとしたら。

これからもっと、今まで知らなかったことを体験できるとしたら。

きっと1冊の読書から得られる学びや感動も、きっとその分だけ増えるのだと思います。

読書をするだけではダメ。

「読むだけで終わりにしない」ということが、どれだけ重要で大切なのかということを学べた1冊となりました。

今回紹介した内容は書籍のほんの一部に過ぎず、まだまだ沢山の知識、知恵、アドバイスなどが掲載されていますので、是非実際手に取って読んでいただきたいと思います。

もしかしたら、あなたの悩みをダイレクトに解決する何かと出会えるかもしれません。

SS(書籍最高)!

それではまた。

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