こんにちは!CATER(ケイト)です。
今回は、キム・ユジン著「朝イチの「ひとり時間」が人生を変える」から学んだことを紹介していきます。
朝起きるのがつらい…
どうすれば気持ちよく起きられるか教えて!
朝早く起きることのメリットは何?
そもそも何のために早起きをするの?
何を目的にする?
朝に自由な時間ができたらどれだけ人生が充実するでしょう。
自分の人生を切り開くための「早起き」術、紹介です!
本書で学んだことは、以下で紹介していきますが、結論を先に述べてしまいます。
それは、「結局、やるか、やらないか」ということです。
私は何冊か「自己啓発」の書籍を読み、その度に「やろう!」「行動しよう!」と思ったのですが、ふと気付いたことがありました。
それは、どの本も言いたいことはどれも「結局、やるか、やらないかじゃん」と。
本棚に増えていく自己啓発本を眺めながら、ただ結局は「どうすれば自分をやる気にさせるか」「どうすればやる気を持続できるか」を説明するものがほとんどでした。
であれば、本を読む度にやる気を起こすのではなく、「もう動いた方が早いじゃん」、と気付いたのです。
本書も結局は自分がやりたいことの「やるかやらないか」でしかありませんが、そのためのHOW TOとして「早起き」を教えてくれます。
「朝活」という言葉が聞いて久しいですが、自分の人生を豊かにするため、「朝イチのひとり時間」をどう過ごすかで左右されるのであれば、充実させない手はありません。
- 本ブログでは、私が実際に読んだ書籍から「勉強になった!」「気持ちが軽くなった!」などの学びや感動を紹介しています。
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それでは本題に入ります!
朝早く起きる方法
朝起きる瞬間はとてもつらいですよね。
著者は本書を出版されるような人なので、さぞ早起きに適応しきっているのでしょうと思いませんか。
その秘訣を教えてほしい!と、私もウキウキしながら読んだのを覚えています。
しかし冒頭で、早起きをすることについて以下のように弁明しています。
もちろんつらい。長いこと明け方起床を実践してきたが、今でも眠りから覚める瞬間は体が鉛のように重い。それでも、この刹那に負けて、あれこれ言い訳してまた眠ってしまえば、代わり映えのない人生から抜け出せないとわかっているから体を起こす。(p.6)
朝イチの「ひとり時間」が人生を変える|キム・ユジン
なんてことはない、著者も我々と同じようにつらい目を我慢して朝起きているのです。
ただ一言言うとすれば、「気合い」で起きているのです。
一応、著者なりのルールもあるそうで、それがこちら。
4時30分にアラーム音が聞こえた瞬間から5秒カウントダウンを始める。その5秒以内にアラームを切り、目を擦ってでも起きるのが私なりの流儀だ。(p.67)
朝イチの「ひとり時間」が人生を変える|キム・ユジン
やっぱりほぼ気合いですね。(笑
この”5秒ルール”、自分に合うと思えば続ければいいと思いますし、別の方法があればそれで良いかと思います。
いずれにしろ、起きることができるのが目的ですからね。
ちなみに著者は本業で弁護士をされているので、ただ早寝早起きができる環境にいて「早起き」を勧めて有名になったのではなく、その活動の傍で本書を執筆したそうです。
本業を疎かにせず、書籍出版という有言実行。
他にも、友人との外出であったり、他の趣味や勉強であったりと、とても多角的に活動されています。
日頃の積み重ねを途切れることなく行うその姿勢には、とても感銘を受けます。
私も明日から5秒ルールをしてみようかと思います。
いつまで続けられるかわかりませんが。
今度こそは、と思って。
朝が良い理由
朝に活動することと、夜に活動すること、どちらが自分に向いているというのはあるかと思います。
著者が朝を勧める理由はいくつかありますが、その内1つは「誰にも邪魔されない」ということ。
朝は誰からも関心を向けられることなく、また自分も誰にも関心を向ける必要がない時間です。
そしてもう1つは、「一人で活動できる」ということ。
著者は本書の中で、自己啓発は一人で行うことを「不変の真理」という言葉で説明しています。
本当に自己成長、自分磨きを優先するのであれば、友人の意見や足並みなど気にせず、自分の身一つでどんどん進んでいった方が早いです。
著者はYoutubeの配信活動もしていると言いますが、開始する前は周囲から反対の意見がよくあったそうです。
「編集とか大変だって聞くよ」「何のためにやるの?時間の無駄でしょ?」等々。
しかし、そんな意見は流し、自分のやりたいことを貫いたからこそ、本書出版当時にはすでにフォロワー20万人の人気チャンネルとすることができていたそうです。
早起きは確かにつらい活動ではあります。
ただ、その目先の欲望に打ち勝つことができた先には、きっと想像以上の景色を勝ち取れるに違いありません。
結局は人生の充実のために
結局は早起きするもしないも、「人生を充実させたいかどうか」に集約されます。
人生は一度きりなのにだらけてしまい振り返った時にひどく後悔する、他人の目を気にして自分のしたいことを抑圧する、あれもこれもと欲張った結果何も残らない、寸暇の快楽を優先して長期の幸福を蔑ろにする、、、
人生に後悔を残さないためのひとつの答えが、早起きして何か活動することです。
早起きだけが答えではありません。
活動ギリギリまで寝ていようが、その方が成果を出せる人もいるでしょう。
ですので、完全に好みで決めて良いことだと思います。
しかし、私は著者の言うことがもっともだと思い、その生き方を真似してみたいと思うので、早起きを取り入れようと思います。
一度しかない人生を楽しむ、無駄だと思う事柄や人間関係を淘汰していく、他人よりも自分を優先させる。
早起きの活動を人生に取り入れることで、優先順位が明確になり、良い意味で自分本位の生き方にできるのだと、著者は言います。
まとめ
1|朝早く起きる方法
→ 強いて言えば「気合い」としかない。誰にだってつらいもの。しかしその積み重ねがあるからこそ、自分の好きな時間を作ることができる。
2|朝が良い理由
→ 朝は「誰にも邪魔されない」「一人で活動できる」。自分磨き・自己啓発というのは一人でするものであり、朝こそその時間に適している。
3|結局は人生の充実のために
→ 早起きだけが答えではない。しかし、貴重な朝の時間=人生の時間の使い方を考え、優先順位が明確になる。自分のための人生にできる。
以上でキム・ユジン著朝イチの「ひとり時間」が人生を変えるの紹介を終わります。
いかがでしたでしょうか。
本書を読んでからというもの、精力的に活動できていた時期が確かに私にもありました。
毎朝5時に起き、仕事終わりや休日の同僚からの誘いにもNOと言い、なるべくすべきこと、これからしたいことなどについて今必要なことなどを継続していた時期もありました。
しかし、結局数ヶ月続いただけで継続できず。
以前SNSで見かけた「継続しない『やる気』はやる気じゃなくて『気まぐれ』」という言葉がまさに適しています。
ですので、今回は自分への戒めとして、本書を紹介することにしました。
自分に甘い自分が嫌いだから。
目先の欲望に負けて長期の幸せを選べない、感情的な自分が嫌いだから。
もう一度、この本に出会って衝撃を受けた時のことを思い出し、また早起きができるよう自分に喝を入れるために。
また明日から、自分が胸を張れる自分になれるよう、1日1日を積み重ねていきたいと思います。
もしも、私のように、早起きを人生に取り入れて、人生を好転させていきたいと思う方がいらっしゃたら、本書はとてもおすすめの1冊です。
一緒に頑張りましょう。
私も、本ブログをはじめ、大事なことを頑張れるよう、意識していきます。
今回紹介した内容は書籍のほんの一部に過ぎず、まだまだ沢山の知識、知恵、アドバイスなどが掲載されていますので、是非実際手に取って読んでいただきたいと思います。
もしかしたら、あなたの悩みをダイレクトに解決する何かと出会えるかもしれません。
SS(書籍最高)!
それではまた。
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