基本のあいさつから育ちの良さは見える!「大丈夫」の使い方、あなたは大丈夫?「育ちがいい人」に共通していることとは!【諏内えみ著|「育ちがいい人」だけが知っていること】

こんにちは!CATER(ケイト)です。

今回は、諏内えみ「育ちがいい人」だけが知っていることから学んだことを紹介していきます。

今の会社に入ってからもうしばらく経つし…
あいさつも適当になっちゃったな。

余計な「大丈夫!?」のせいで不必要に他人の目を集めてしまう場面をよく見るが、正直事態を悪化させているだけでは…

「育ちがいい人」になりたい!
手っ取り早く、「育ちがいい人」に共通していることを教えて欲しい!

CATER

「育ちがいい人」。憧れますよね。
著者の諏内さんは、誰でも、そしていつからでも「育ちの良さ」を身につけることができると仰っています!

皆さんは、どういう人のどういったところから「育ちの良さ」を感じますか?

言葉遣い?綺麗な字?テーブルマナー?それとも顔つき?

もはやそれは局所的なものではなく、その人の一挙手一投足から滲み出るものなのかもしれません。

「生き様」と言っても過言ではないのかもしれません。

さて、そんな「育ちの良さ」ですが、著者は誰だっていつだって、手に入れることができるものであると背中を押してくれます。

ざっくりした概念のままだと何から手をつけて良いやらわからないので、一つひとつ分解して自分にできることから始めていきましょう!

  • 本ブログでは、私が実際に読んだ書籍から「勉強になった!」「気持ちが軽くなった!」などの学びや感動を紹介しています。
  • 普段読書をしない方にも紹介する書籍の魅力が伝えられるようなブログ運営を目指しています。
  • 願わくば、本ブログで紹介した書籍に興味を持ち、好きになっていただけると嬉しいです。
  • よろしければ感想など、コメント欄にコメントをお願いします。

それでは本題に入ります!

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やっぱりあいさつは大切

気持ちの良い1日は、気持ちの良いあいさつから始まります。

また、1日を気持ちよく過ごすためにも、都度のあいさつも無下にはできません。

そんな、1日を左右し得るあいさつを、少し意識するだけでさらに気分の良いものとすることができます。

意識するというのも、ただ”丁寧に行う”というもので足ります。

具体的には、”ながら動作でしない”こと。

あいさつというのは毎日何度も行うものなので、つい気を抜いてしまい、パソコンを操作しながらだとか、書き物をしながらだとかになってしまいがちです。

しかしここで、一旦手を止め、相手の目を見て、少し笑顔を向けるだけで、だいぶ印象が変わるのです。

また、すれ違う際のあいさつも、歩きながらではなく一旦止まって会釈をするだけで、「丁寧にあいさつをしている」という態度が相手に伝わるのです。

蔑ろにしがちなあいさつも、少し意識をするだけで、1日を劇的に変え得るパワーを持つのです。

しかしここで注意が必要なのが、やり過ぎないということ。

というのも私、早速本書で学んだこのあいさつを日常生活で実施せんと、誰に対しても一旦立ち止まり、笑顔で会釈をするということをしたのですが、相手の反応の薄いこと。(笑

仲の良い先輩に対してやった時は「なんでそんな丁寧なの」と笑われてしまいました。

きっと他の方は日々の中で、適度なあいさつを身につけているのだと思います。

なので、あまり他人の反応を求め過ぎず、また仲の良い相手には時には”ながら”でも構わないので、それでも1回1回のあいさつを大事にするという意識が大事なのだと思います。

先ずは、自分が気持ちの良いあいさつをすることを心掛ける。

そして、あいさつをする中で1人でも気分が良くなってくれる相手がいれば良しと考える。

それくらいの気持ちが適切ではないかと思います。

「大丈夫!?」ではなく「大丈夫よ」

例えば、飲食店で同席している相手が飲み物を溢してしまった際、なんて声を掛けたら良いのでしょう。

ここで自分が「ああ、大丈夫!?」と大きな声を上げてしまえば他の客の注意を余計に集めてしまい、相手に要らぬ恥をかかせてしまうことになります。

自体を悪化させるだけの「大丈夫?」は、言わないほうがマシです。

なので、自分にできることは限られてはいますが、落ち着いて「大丈夫よ」と声を掛けてあげたり、お手拭きを渡してあげたり、そっと店員さんを呼んだり、お手洗いまで同伴したり、できることをしましょう。

こういった場面を私はよく目にするのですが、その度にとても違和感を感じていたのです。

外出先で同席または同伴している相手が何かしら反応(例えば物を床に落とすとか、何かに不意に驚くとか、取るに足らないことです。ニュアンス伝わりますでしょうか…)をした時、それに対してとりあえず「大丈夫?」と声を掛けてる人に、私は違和感を禁じ得ないのです。

何も考えていないというか、それこそ相手に要らぬ恥をかかせているいるだけというか。

「いや、見りゃわかるじゃん!」とか、「その程度にいちいち反応するなよ!」とか、心の中でツッコんでしまうのです。

なんと言いましょうか、その「大丈夫?」は相手を思い遣ってのことではなく、自分がそれに対して”相手を心配しているんだ”という姿を相手に伝えたんだという自己満足を優先しているようなところが、とても鼻につくのです。

とにかく、この項を本書で読んだ際、著者も同じことを考えていたのだと知り、私の意見に共感してくれているようでとても嬉しかったのを覚えています。

皆さんも、もしも私の意見に同感してくださるのであれば、とりあえずの「大丈夫?」は控え、場や状況を冷静に見て気の利いた言動ができるようにしていきましょう。

私もそうあれるようにします。

「育ちがいい人」に共通していること

さて、ここまで「あいさつ」と「『大丈夫』の伝え方」についてお話ししてきましたが、もっとわかりやすい、「育ちがいい人」に共通していることがあるのです。

それは一言であり、また上の2つの項も結局はその言葉に包括されていると言っても過言ではありません。

それは、”ゆとり”です。

私の好きな言葉の一つに、「衣食足りて礼節を知る」というものがあります。

生活が安定しているからこそ、礼節を学ぶことができるということです。

ニュースなどを見ていても、正直なんだか余裕がないような人が多い気がします。

対して、良い意味でニュースや話題に取り上げられる人は、高貴で、品があり、礼節をわきまえた立ち居振る舞いを身につけているように見えます。

これこそ、他でもない”ゆとり”がそうさせたのでしょう。

「あいさつ」も、一旦立ち止まるという”ゆとり”があるから気持ち良いものになります。

「適切な『大丈夫?』」も、慌てふためかない心の”ゆとり”があるから出せる言葉です。

本書には、あらゆる”育ちの良さ”を感じさせる所作について紹介されていましたが、それは結局どれも”ゆとり”があって初めて成せることばかりです。

食事のマナー、丁寧な筆遣い、洗面所は使用後に拭くこと、他人が出しっぱなしにしたままの椅子を直すこと、道ですれ違う際は先に譲ること、後ろを向いたまま靴を脱がないこと、、

全てに共通していることが”ゆとり”なのです。

本書では、「いつからでも、”育ちの良さ”は身につけることができる」としています。

ですが、書かれていることを表面的に真似したとしても、恐らく中身がない空虚なものとなってしまいます。

なので、先ずは小手先の技術を身につけるのではなく、”ゆとり”を持つことを心掛けてください。

「礼節」を知るのは、”ゆとり”が足りてからです。

最後に、一つ好きな雑学を紹介します。

皆さんは、英語の「school」という単語をご存知でしょうか。

日本語で「学校」という意味です。

この「school」という単語の源は、古代ギリシャ語の「schole」という単語なのですが、その意味は”暇”です。

昔は今の日本のように、誰もが学校で勉強ができたわけではありません。

広い世界では、未だに識字率が低いままの国もあります。

”古代ギリシャ”であれば、勉強ができる者の方が希少だったでしょう。

そう。一握りの余裕、ゆとりがあるものだけに許された行為こそ、勉強だったのです。

時間があるからこそ、学ぶことができる。

”ゆとり”があるからこそ、礼節を知ることができる。

”ゆとり”を持つことの偉大さを、少しでもお伝えできましたでしょうか。

まとめ

1|やっぱりあいさつは大切

→ 毎日のあいさつを「ながら」にしないだけで全く違う。ただしやり過ぎはNGなので、自己満足する程度で良い。

2|「大丈夫!?」ではなく「大丈夫よ」

→ 考えなしの「大丈夫?」は事態を悪化させることになりかねない。落ち着いて状況を見て対処できる方がずっと大切。

3|「育ちがいい人」が共通していること

→ ひとえに”ゆとり”。”ゆとり”がなければどんな所作を覚えようと小手先のもので終わってしまう。

以上で諏内えみ著「「育ちがいい人」だけが知っていること」の紹介を終わります。

いかがでしたでしょうか。

”少し丁寧にあいさつをする”という、言われてみれば当然のことも言われて初めて気が付くことができるので、こういったことから読書はやめられません。

また本文中でも申し上げたように、私は長年他人の「大丈夫?」の使い方にモヤモヤしていたことがあり、友人にそれを話しても納得してもらえない中、このような本の著者が似たような思いを持っていたことを知り、とても救われた気分でした。

ちなみにこの書籍に興味を持ったきっかけは、内山絵里加さんというフリーアナウンサーの方が読んだ本としてSNSでオススメしており、その影響からでした。

女性アナウンサーが勧めるこの1冊、皆さんもいかがでしょうか。

今回紹介した内容は書籍のほんの一部に過ぎず、まだまだ沢山の知識、知恵、アドバイスなどが書かれていますので、是非実際手に取って読んでいただきたいと思います。

もしかしたら、あなたの悩みをダイレクトに解決する何かと出会えるかもしれません。

SS(書籍最高)!

それではまた。

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